FORTUNA CORNER

ブンデスリーガ再開までの道のり

新型コロナウイルスの影響を受け、3月13日(金)からリーグ戦を中断していたブンデスリーガだが、ドイツプロサッカーリーグ機構(DFL)は5月7日(木)、約2ヶ月の中断期間を経て5月16日(土)に再開することを決定した。
DFLはリーグ中断期間も、再開を目指して様々な試行錯誤を行ってきた。3月31日(火)に行われたブンデスリーガ1部2部全36クラブが出席するオンライン臨時会員総会では、4月30日(木)までの中断延長を決定。その後、4月17日(金)に予定されていた同会員総会は延期となり、迎えた4月23日(木)のオンライン会議の結果、最終判断はドイツ連邦政府に委ねられることとなった。
ヨーロッパでも被害の規模や対応は異なり、フランスやオランダではすでに今シーズンの打ち切りを発表したことや、スペインやイングランド、イタリアも再開のめどが立たないなかでの判断は困難が強いられたが、それでもドイツは感染拡大抑制のための徹底した対策措置により、感染が沈静傾向となっていたことから、5月6日(水)に行われたドイツ各州首相とドイツ連邦政府アンゲラ・メルケル首相らによる協議の結果、ブンデスリーガ1部2部に対し、無観客試合を条件に5月後半から無観客でのリーグ再開の許可が下されることとなった。ブンデスリーガの再開は、欧州主要リーグ初の試みとなった。
その後は再開に向けて、全クラブの計1724人が2度に渡る新型コロナウイルスの検査を行った結果、1.FCケルンの3名を含む計10名からの陽性反応が確認されたが、それでも特別なガイドラインに沿った対応を行い、無事にリーグ再開へと至った。

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リーグ再開後は2戦2引き分け

3月13日(金)に行われる予定だった18位SCパーダーボルンとの残留を掛けた大一番が、フォルトゥナにとっての再開最初の試合となった。ホームでキックオフを迎えたこの一戦では、終始主導権を握るフォルトゥナが、前半から立て続けにゴールポストに直撃するチャンスを得るも、これを決めることができない。
後半に入ってもさらに2度に渡りポストとバーに阻まれるなど、運にも見放されてしまう。それでも終了間際にパーダーボルンが得た決定機は、相手FWがシュートミスをしてくれたことで失点には至らず。結局スコアレスドローでタイムアップとなり、再開後のスタートダッシュとはならなかった。
そして迎えたケルンとのラインダービー。今回で80回を数える伝統の一戦だが、試合は無観客の中でキックオフとなった。この日も立ち上がりから攻勢に出るフォルトゥナは、前線からのハイプレッシャーから相手のミスを誘うと、トルコ代表FWケナン・カラマンのゴールで先制することに成功する(41分)。
1点リードで迎えた後半、MFアダム・ボツェックがPKを与えるミスを犯すも、これをGKフローリアン・カステンマイヤーがスーパーセーブして見せると、その直後にはFWエリック・トミーが逆に追加点を挙げ(61分)、勝利を手繰り寄せたかに思われた。しかし終盤、次々にロングボールを蹴り込んでくるケルンに88分、91分と立て続けにゴールを許し、結局試合は2-2でタイムアップとなってしまった。
なお、フォルトゥナにとってのブンデスリーガは、6月27日(土)のアウェーでのウニオン・ベルリン戦が最終節となる(15:30キックオフ)。そこまでに1部リーグ残留となる15位以上を目指すこととなるが、16位となった場合は、同2部リーグ3位との入れ替え戦に挑むことになる。なお、17位、18位となった場合は自動降格となる。

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