ご挨拶

メーアブッシュ市長
アンゲリカ・ミールケ-ヴェスターラーゲ

親愛なる読者の皆様、親愛なる当地における日本人の皆様、

メーアブッシュ市の新市長として、まずこの場をおかりして、デュッセルドルフ日本クラブと全ての会員の皆様に、心より、クラブ創立50周年のお祝いを申し上げます。

皆様は、1964年以来、当地ラインラントにおいて、日本人社会の支援と現地への同化のために、素晴らしいご活躍をされてきました。日本クラブが、メーアブッシュに住む約850人の日本の方々の多くの皆様にとり、重要な拠り所であり、また良き助けである事は、私も存じております。

「ドイツと日本」というテーマは、私個人にとりましても、誠に重要な事です。ほんの二ヶ月前、私たちのパートナー都市である四条畷市の新市長と、同市の代表団と、メーアブッシュにて初めてお会いして、非常に嬉しく思いました。

姉妹都市関係を締結してからの4年間、私達は、両都市の建設的な交流のための、新しい可能性を探し続けてきました。それは特に、若い人達のためでなければなりません。

その後すぐに、私達メーアブッシュのギムナジウムのあるクラスが、四条畷市の高等学校の同年齢の人達と、最初のスカイプでの交流を開始いたしました。私達は、新たにコンタクトをとり、お互いを知り合い、尊重しております。そうしている内に、メーアブッシュにおいて、独日友好のサークルまでが、形成されました。私達の都市の間を、飛行機で飛べば、遠いです。でも、心と心の道は、私達を直ぐに結んでくれます。

そうでなければなりませんし、またそれは私達の町に相応しい事です。何故なら、メーアブッシュは国際的であり、世界に開かれているからです。55.000人を超える人口の10%は、100を超えるさまざまな国々からの人達です。メーアブッシュの日本人の皆様は、以前より、当地における最も大勢の外国人グループの一つとなっております。その意味でも、私は日本クラブとの良き交流を評価しております。そして、日独友好の精神に基づいた良き協力関係を、楽しみにしております。

敬具

独文和訳　稲留康夫