後半戦に向けて、続々と怪我人が復帰
12月19日(金)のウニオン・ベルリン戦で勝利し、前半戦を6位で折り返したフォルトゥナ。2位までの勝ち点差はたったの2点という、好位置につけてのウィンターブレイク入りとなった。そして2015年は01月05日(月)より始動し、その後、1週間に及ぶスペインキャンプで後半戦の再開に向けて準備を続けてきた。その中でもチームにとってもっとも明るいニュースは、怪我人たちが次々に復帰を果たしたこと。膝の負傷により長期離脱していたMFオリバー・フィンクとFWイラス・ベブーに加え、腰痛で苦しんでいたGKミヒャエル・レンジングと、骨折から復帰してきたDFルーカス・シュミッツもチーム練習に完全に合流し、後半戦初戦となる02月08日(日)のカールスルーエSC戦(アウェー)に向けて、熾烈なポジション争いを繰り広げている。
スペインの太陽の下でテストマッチを3試合
1月14日(水)から21日(水)までの1週間に及ぶスペインキャンプで、選手たちは集中したトレーニングに取り組んだ。オリバー・レック監督が目指す鋭いカウンター攻撃と、ボールを失ったときの全員で素早いプレッシャーが随所に見られたFCバーゼルとのテストマッチでは、フリーキックで先制を許すも、MFマティス・ボリーのゴールで同点に。しかし後半、柿谷曜一朗選手に勝ち越しゴールを決められ、1-2で惜敗することとなった。
2戦目では、アルバニア王者のKFスカンデルバウを相手に、FWエルヴィン・ホッファーとMFセルジオ・ダ・シルバ・ピントが得点を挙げて2-0で勝利を収めたが、スペインキャンプ最後のテストとなったグラスホッパー・チューリッヒ戦は、悪天候にも苦しみ0-3と完敗。最後のテストは課題が残る形となった。
ドルトムントと好ファイト
後半戦に向けて、レック監督率いるフォルトゥナは、01月24日(土)にESPRITアリーナでボルシア・ドルトムントとのテストマッチを行なった。ブンデスリーガ1部前半戦を不本意な17位で折り返したチャンピオンズリーグベスト16進出クラブであるドルトムントにとっても、後期再開前の最も重要な試合。アリーナには約24000人のファンが詰めかけ、両チームの仕上がりに一喜一憂をした。試合は優位に進めるドルトムントに対し、フォルトゥナが鋭いカウンター攻撃で反撃する展開に。そして41分にFWジョエル・ポーヤンパロの先制ゴールでフォルトゥナが先制すると、アリーナは興奮に包まれる。試合は後半にドルトムントがPKで1点を返して引き分けで終わったが、ここまで順調な調整が出来ていることを印象付ける内容となった。
第28節までの日程が確定に。
02月08日より再開するブンデスリーガ2部の後半戦は、DFL(ドイツプロサッカーリーグ機構)より第28節までと、最後の2試合の試合時間が発表となっている。以下は後半戦の試合日程を掲載。