各地だより

ベルリン日独センター

ベルリン日独センター2015年2月から4月までの事業・催事のご案内(抜粋)

*今年で設立30周年の節目を迎えるベルリン日独センターは、これを記念する多くの特別記念行事を開催する予定です。みなさまのご来場を心からお待ちしています。

語学系事業
2月14日(木)2015年度ベルリン日本語教師研修会「課題遂行能力を評価する」
今年も国際交流基金・ケルン日本文化会館との共催で日本語教師研修会を開催します。ドイツ各地で日本語教育に携わる教師、あるいはその道を目指す参加者は、国際交流基金派遣講師が指導するワークショップや実際のシミュレーションを通し、日本語授業における課題遂行能力の評価方法について考え、学びます。本研修会はまた、参加者同士で互いの交流を深め、情報や意見を交換する絶好の機会でもあります。

文化系事業
2月9日~3月31日 古川あいか & シュテファニー・ライヒェルト 二人展「ハビトゥス」
在独日本人アーティストと、日本と縁のあるドイツ人アーティスト、というコンセプトのもとに企画される日独の今回の展覧会では、ライプチヒ在住の古川あいかの絵画と、イギリス在住のシュテファニー・ライヒェルトによるポートレート写真をご鑑賞いただけます。古川あいかは、日常的な何気ない人の仕草や乱雑に丸められた衣服などをモチーフにしてます。そして、シュテファニー・ライヒェルトが日本で撮影した、座った姿勢の人々の写真は、被写体の文化的アイデンティティや個性を雄弁に語りかけてきます。

3月11日(水)19:00~ 映画上映会「なみのこえ 気仙沼」
未曾有の被害をもたらした東日本大震災から4年後に、酒井耕・濱口竜介両監督が2011年から撮影してきた東北記録映画3部作の第2部にあたる「なみのこえ 気仙沼」を上映いたします。発生からある程度時間を経たタイミングで当事者に被災体験を語ってもらう撮影方式は、フィクションとドキュメンタリーを兼ね備えた口承記録でもあります。映像に収められた人々の声と、波に消えた聞くことのできない声が百年後の未来へと伝わることを願い、両監督は本映画を製作したそうです。

会議系事業
4月21日(火) 日独シンポジウム「原子力発電所の廃炉化」
廃炉化された原子力発電所の解体撤去作業は、高度な専門知識を有するエキスパート、そして長期的な計画なしでは成し遂げられません。ベルリン日独センターがドイツ科学イノベーションフォーラム東京、ドレスデン工科大学、福井大学とともに大阪にて開催する本シンポジウムでは、原子力専門の研究者や技術関係者にお集まりいただき、廃炉化に伴うプランニング、安全対策、解体・除染、放射性廃棄物の処理などといったテーマを深く掘り下げていただきます。また、会議終了後には福島視察も予定しています。

人的交流事業
4月23日(木) ボーイズデー
10~15歳までの男子生徒が女性が多く働く現場で職業体験できる「ボーイズデー(Boys‘ Day)」が、今年もドイツ全国でいっせいに開催されます。ベルリン日独センターも十数名の希望者を受け入れ、各部署の業務の疑似体験をしてもらいます。十代の男子生徒に国際交流事業の実務の一部たりでも紹介することで、日独交流への関心を喚起することも目指します。

*変更になる場合もありますので事業や催しの詳細・最新情報に関してはホームページをご覧ください。

Japanisch-Deutsches Zentrum Berlin
Saargemünder Strasse 2, 14195 Berlin, Germany
Tel.: 030-839 07 0    Fax: 030- 839 07 220
ホームページ:www.jdzb.de    Eメール: このメールアドレスはスパムボットから保護されています。閲覧するにはJavaScriptを有効にする必要があります。(代表)
ベルリン日独センター副事務総長 坂戸 勝

ケルン日本文化会館

2015年2月-4月の催し物ご案内

(詳細につきましては、当館HP、www.jki.de をご覧ください。)

~5月下旬 岡本喜八監督映画特集
映像のリズム感やテンポの速さで知られる監督、岡本喜八(1924~2005)の作品特集。「座頭市と用心棒」「姿三四郎」ほか計27作品を上映します。

~4月2日(木) 日独対話展
ブリュッセルを拠点に活動する奥村雄樹氏とモニカ・シュトリッカー氏による展覧会。二人のアーティストの作品がひとつの芸術空間を作り上げます。

2月10日(火)19:00~ 映画「フタバから遠く離れて 第一部」上映会
福島第一原発事故により町ごと埼玉県への避難を強いられた福島県双葉町の9か月間に密着した舩橋淳監督のドキュメンタリー映画。2012年ベルリン国際映画祭招待作品。

2月11日(水)19:00~ 映画「フタバから遠く離れて 第二部」上映会
および舩橋淳監督トーク
舩橋監督を招いて、双葉町のその後を追った今年のベルリン国際映画祭正式招待作品「フタバから遠く離れて 第二部」の上映会と監督によるトークを行います。(日独通訳付)

3月11日(水)19:00~ 講演会・朗読会 吉村昭著「三陸海岸大津波」
東日本大震災後に再注目された吉村昭の記録文学「三陸海岸大津波」(1970年)。ドイツ語翻訳者でもあるハラルド・マイヤー教授(ボン大学)による講演会では、作家吉村昭の人と作品、著者夫妻と翻訳者の出会いについて紹介し、作品の朗読(ドイツ語)を行います。

3月14日(土)12:30~/15:00~ J-POP・アニソン ライブ
ライプツィヒ図書展において、ベルリン在住日本人アーティスト「a:ruko」氏によるライブを行います。会場は、ライプツィヒ・メッセ内のホール1。入場料金等は、http://www.leipziger-buchmesse.de/をご参照ください。


「日本語講座【有料】」
国際交流基金による日本語教授法のメソッドを生かした日本語講座です。土曜日にも受講することができます。ケルン近郊在住のドイツ人におすすめいただければ幸いです。

[本コース]
2015年の春夏コースが3月23日(月)に開講します。受講受付は、2月23日(月)~。詳細は、当館HPをご覧ください。
 [入門体験講座]【土曜日10:30-12:00】
入門者を対象にした講座です。
 3月7日「日本語と日本文化」、3月14日「あいさつ・自己紹介」、3月21日「数字と時間」、3月28日「交通」、4月11日「日本の文字」
[日本語しゃべりーれん]【土曜日14:00-16:00】
ドイツで日本語を学ぶ人が、気楽に日本人と日本語で話す機会を提供する場として、月1回、開催しています。ドイツの日本語学習者と日本語で話すことに関心のある日本人ボランティアを募集しております。
 3月14日、4月11日
[文化体験講座]【土曜日14:00-16:00】
日本の伝統文化や年中行事のイベントなど、さまざまな日本文化を実際に体験し、日本をより深く理解していただくことができます。
 3月7日「ひな祭り」、3月21日「茶道」
[テーマ別講座]【土曜日14:00-16:00】
さまざまなテーマを通して日本語を学んでいただけます。
 3月28日「日本語文法~助動詞~(レベルA2以上)」

土曜日開館のお知らせ
当館は土曜日も原則10:00から17:00まで(図書館12:00-17:00)開館しております(日曜日は閉館)。イースター期間(4月3日~6日)は閉館します。

当館は無料駐車場完備、館内で行われる催し物は原則として無料です。皆様のお越しをお待ちしております。また、当館が共催・協力する全独各地の事業については、当館HPをご覧ください。ご希望の方には当館の催しをご案内するメールマガジンをお送りしますので、メールにて下記までお申し込みください。

Japanisches Kulturinstitut (The Japan Foundation)
Universitätsstrasse 98, 50674 Köln
Tel. : 0221-9405580    Fax : 0221-9405589
ホームページ:www.jki.de    Eメール:このメールアドレスはスパムボットから保護されています。閲覧するにはJavaScriptを有効にする必要があります。(代表)

国際交流基金ケルン日本文化会館 副館長 高羽 洋充