フリートヘルム・フンケル監督が就任。
フォルトゥナ・デュッセルドルフでは、今年初めにマルコ・クルツ氏が新監督に就任し、再スタートを切ったが、後半戦が始まって7試合で1勝5敗1分という結果になった。そして順位を16位(全18クラブ)に落としてしまったため、この状況を受けてクラブは苦渋の選択を取ることとなり、クルツ監督を解任する決断を下した。そして残り8試合で残留争いを勝ち抜くために、経験豊富なフリートヘルム・フンケル氏を新監督として迎えることとなった。なおフンケル新監督との契約は今シーズン終了までとなっており、その先に関しては決まっていない。
残留争いに向けて、大きな1勝。
フンケル監督の初陣となったホームでの1.FCカイザースラウテルン戦はまさに激闘となった。約2万5千人が詰めかけた試合は、まず開始30秒でフォルトゥナが先制ゴールを奪うも、その4分後には同点に追いつかれるという幕開けに。どちらのチームも4連敗中という状況下での対戦となったため、絶対に負けられない戦いは、中盤での激しい攻防戦に発展する。その中でチャンスを掴んだのは再びフォルトゥナ。39分、セットプレーからのこぼれ球を押し込んで勝ち越しに成功すると、その4分後にも電光石火のカウンター攻撃から追加点を奪うことに成功した(43分)。
前半を2点リードで折り返したフォルトゥナだったが、ここからカイザースラウテルンの反撃を受けることになる。ゴール前での混戦から最後はオウンゴールで失点をすると(60分)、その6分後には直接フリーキックを決められて3-3となり、試合を振り出しに戻されてしまうことに。そこで新指揮官は、怪我明けのケレム・デミルバイをピッチに送り出す。すると頼れるナンバー10は、投入直後の69分に早速結果を出すことに。相手ゴール前に蹴り込まれたセンタリングのこぼれ球を豪快に振り抜き、相手ゴールネットを揺らすことに成功する。その後はどちらのチームも全力でぶつかり合い続けたが、最後はフォルトゥナがこのリードを守り切り、貴重な勝ち点3を獲得することとなった。
第21節から第25節までの日程が発表に。
DFL(ドイツプロサッカーリーグ機構)は、すでに第21節から25節までの日程を発表しているが、その後も随時決定し次第、発表していくことになる。最新ニュースやチケット情報なども含めて、
その他、チケット情報、試合情報、フォルトゥナに関する情報は、日本語HP(http://japan.f95.de/)から。
節 | 日時 | キックオフ | H/A | 対戦相手 |
30 | 04月17日(日) | 13:30 | A | SpVgg Greuther Fürth |
31 | 04月22日(金) | 18:30 | H | FC St. Pauli |
32 | 04月29日(金) | 18:30 | A | MSV Duisburg |
33 | 05月08日(日) | 15:30 | H | FSV Frankfurt |
34 | 05月15日(日) | 15:30 | A | Eintracht Braunschweig |