中学部3年生の修学旅行
中学部3年担任 二俣 明日香
5月23日(月)~25日(水)の3日間、ベルリン・ポツダム方面へ修学旅行に行きました。「切磋琢磨」をスローガンに掲げ、互いに高め合える集団を目指して3日間を過ごしました。事前に計画をたてた班別自由行動ですが、計画通りには進まないのが実際のところです。時刻表通りに電車がこない、道に迷ってしまった、落とし物をしてしまった…。そんなハプニングがあったからこそ、それぞれの班で知恵を絞り、協力することができました。その中で、相手を思う優しさや気遣いが生まれ、以前にも増して学級の団結力が強まったように感じます。
多くの尊い命が犠牲となったザクセンハウゼン強制収容所、ポツダム会談が開かれた場所ツェツィーリエンホーフ宮殿。真剣な眼差しで見学していた子どもたち。彼らの目には何が映ったのでしょうか。自分が今ここに存在していることは「あたりまえ」ではありません。平和の尊さをかみしめながら、これからの日々を過ごしてほしいと願っています。
職場見学
中学部1年B組担任 寺田 光孝
5月24日(火)に中学1年生は、「トヨタ自動車」様と「ニコン」様へ職場見学に行きました。両社とも生徒には馴染みの深い企業です。職場見学への意識はとても高く、事前の学習では、互いに企業への思いを語りたくさんの疑問を出し合い、当日を楽しみにしていました。「トヨタ自動車」様では、ドイツでの販売実績やグローバルな開発体制、環境に優しい車の構造や普及の現状など、丁寧に教えていただきました。社内に展示されているスポーツカーの数々に、生徒の目は輝いていました。
「ニコン」様では、期待を超えて期待に応える企業理念、カメラの構造や修理、写真を3D化してフィギュアにする技術、写真をきれいに撮る方法など、実際の体験を通してたくさん学ぶことができました。今回の見学でより一層働くことを身近に感じ、将来の自分の姿・進路について考えるよいきっかけとなりました。また、言葉遣いやマナーなど、社会で生きていく上で必要なことを考える機会になりました。将来の夢や希望に胸が膨らんだ一日でした。
Japan Tag ストリートサッカー大会
小学部4年学年主任 豊田 悦子
5月21日(土)。今年はすがすがしい天気の中でのヤーパンタークの開催となりました。日本人学校の4年生児童は、毎年チームを編成してストリートサッカーに出場しています。2週間の練習期間に、児童の勝利に対する意欲は少しずつ高まってきます。当日は、たくさんの現地のチームの中、ひときわ大きなかけ声で勝利を誓い、試合に臨みました。本校からは、男女混合の4チームが出場し、コート内を所狭しと駆け回りました。惜しくも決勝戦には出場できませんでしたが、試合後のミーティングではどの子も力を出し切った満足げな表情を見せていました。今回の大会で、悔しい思いをした児童もいましたが、ドイツの仲間とサッカー交流ができたことは児童にとって大変良い経験になったことでしょう。今後もこのような交流を続けていくことが、サッカー技術の向上だけでなく、児童の心の成長にも繋がっていくことと思います。暑い中、力一杯の声援を送ってくださった保護者の皆様ありがとうございました。
第46回日本人学校運動会
体育主任 石塚 武志
お天気が心配な6月25日(土)6時30分、「実施!!」と判断したものの8時過ぎから大雨。朝早くから準備を開始していた職員、早朝(5時頃!)から並んで頂いた保護者の方や、前日からお弁当の仕込みを準備して頂いた保護者の方の熱意も届かず、やむなく延期となりました。
迎えた28日(火)、晴天の中、第46回運動会を無事に行うことができました。平日ということで、どれくらい保護者の方にお越し頂けるか心配しておりましたが、朝早くから多くの保護者(中にはスーツ姿で出社前のお姿も)にご来場頂き、盛大に実施することができました。
「Now or Never 勝利の鍵をつかみとれ~仲間を信じて~」のもと2年ぶりの白組の優勝で幕を閉じた運動会でした。平日開催のため、補習校の仲間は参加することができませんでした。来年度仲間となる年長さん、同じ団の仲間、ライバルの団の仲間と、勝利の鍵をつかみとるため、全力で取り組めた運動会でした。