日本人学校のページ

ドンボスコ校との交流授業
        小学部2年学年主任 別所 研人

「Hallo!」体育館中に響き渡る、元気な声の挨拶から交流授業が始まりました。子どもたちはドンボスコ校と交流することをとても楽しみにしてきました。交流の計画は、子どもたちとどんな交流ができるか、ということから始まりました。そこで、「日本の昔遊びでドイツ人の子どもたちと一緒に遊びたい」というテーマが決まりました。その後は、グループで練習を重ね、当日を迎えました。始めは、両校ともに少し緊張した様子でしたが、「じゃんけん列車」が始まると、ドイツ語のじゃんけん「シュニック!シュナック!シュヌック!」で元気よく活動し、緊張もほぐれていきました。また、「手つなぎ鬼」では、みんなで必死に駆け回り、大変盛り上がりました。「昔遊び」では、習ったドイツ語を積極的に使ったり、ジェスチャーを交えたりして遊び方を教えていました。両校の子どもたちの笑顔が溢れる交流となりました。

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読み聞かせ会
          司書教諭 Swist田野 千佳

日本人学校では、1996年から毎年日本クラブ図書部の方々による読み聞かせ会を行っています。そして、今年度の第1回目の読み聞かせ会が10月に小学部対象に行われました。この読み聞かせ会では50分という限られた時間の中で趣向を凝らしたプログラムを行います。読み聞かせ会後の感想には「知っていた話でも読み方などを工夫するだけで、こんなに楽しめることを初めて知りました」「私はもともと本を読むのが大嫌いだし、字を読むのも苦手だから、少し本に興味が持てたような気がします」「私は毎年この読み聞かせ会を楽しみにしています。また、この読み聞かせ会が楽しみと言っていた子もたくさんいました。」など、子ども達にとって特別な時間を過ごしたことが伝わってきました。これも、読み手の皆様の日頃の練習の賜物だと思います。日本クラブ図書部メンバーの皆様の素晴らしい読み聞かせ会に感謝いたします。

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2017年度学校祭を終えて
          学校祭委員長 中山 孝

9月30日、10月1日、「Best performance ~仲間と絆を 観客に笑顔を~」をスローガンに、本校学校祭を開催しました。1日目は各学年と補習校の舞台発表。2日目は各団体・クラブ・交流校の舞台発表や、父母会主催の催し物を行いました。また両日、図工・美術科、書写や語学の時間に制作した作品の展示も行いました。子どもたちは発表に向けた学習活動の中で、スローガンどおり自分たちのベストパフォーマンスを目指していました。そして、友達と協力して準備を重ね、各々が満足のいく発表や展示を行い、さらに観客の皆様からの惜しみない拍手や温かいお声かけをいただいたことで、大きな充実感や達成感を味わうことができました。今後も学校祭を通して、子どもたちの学習意欲を喚起し、より良い学びの場となるよう、改善を図りながら取り組んでいきたいと考えています。多くの皆様にご協力をいただき、子どもたちの思い出に残る学校祭となりました。感謝申します。

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スケート学習
        小学部3年担任 田詰 博美

「こわい!」「すべれない!」と言いながら、なぜか笑顔でリンクに向かう子どもたち。心待ちにしていたスケート学習が始まりました。小学部3~6年生が、初級・中級・上級の3つのコースに分かれ、ドイツ人の先生から指導して頂きます。初級コースでは、バランスをとる練習や、二人一組で手をつなぎ前に進む動きを繰り返し行います。一人が転ぶともう一人もすってんころりん!見ている側は、思わず目をふさいでしまいます。中級コースでは、前後に滑る動きにスピードが加わり、上級コースでは、低い体勢で体を傾けながらコーンの周りを回るなど、滑るスタイルも意識している姿が見られます。練習後、始める前の不安な声は、「もう終わりなの?!」「もっと滑りたかった。」と歓喜の声に変わりました。このスケート学習では、技術の習得以外にも、粘り強くチャレンジすることや周囲への気配りなども学ぶ機会となりました。

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