小学部4年 2分の1成人式
小学部4年担任 菅原 庸介
2月8日(金)に2分の1成人式を行いました。自身の将来の夢と、それに向けてこれから頑張っていきたいと思っていることについて、舞台の上で一人ずつ発表していきました。しんと静まり返った小ホールの中で、皆緊張しながらも精一杯自分の思いを伝えることができました。その後は、成人の半分であるこの十年間でできるようになったことについてグループ毎に発表をしました。楽器の演奏を披露するグループや、普段の授業でできるようになった跳び箱や大縄、都道府県の地域毎の発表を行うグループなど、さまざまな形で工夫を凝らす、子どもたちの生き生きとした姿が見られました。式の最後には、これまで育ててもらったご両親に対する感謝の気持ちを手紙で伝えました。普段は気恥ずかしさから、面と向かって伝えることのできない思いを綴った手紙を、少し照れながら読む子どもたちとご両親の姿に、会場は暖かい雰囲気に包まれました。
第48回小学部卒業証書授与式
小学部6年学年主任 酒井 麻衣子
3月14日(木)に,第48回デュッセルドルフ日本人学校小学部卒業証書授与式を行いました。式では,ご来賓の方々、在校生や保護者など大勢の出席者が見守る中、39名の卒業生一人ひとりが卒業証書を受け取りました。また,在デュッセルドルフ日本国総領事館礒総領事様をはじめ、ご来賓の方々から祝福や励ましのお言葉もいただきました。そして、卒業生と在校生による「別れの言葉」でクライマックスを迎えました。その中では、最初に今までのお礼と祝福の言葉、そしてデュッセルドルフ日本人学校の伝統を引き継ぐという強い決意が在校生から卒業生へ贈られました。それを受けて、卒業生が6年間の思い出とともに、これからの日本人学校を託すという熱い思いを後輩へ託しました。笑顔の卒業式になったことを本当にうれしく思います。卒業生にはここドイツでの学びや経験を大切に、今後さらに飛躍してくれることを期待しています。
スキー教室
中学部2年学年主任 森本 彰
中学1・2年生は、1月30日~2月1日にWillingenでスキー教室を行いました。暖冬の影響で積雪を心配していましたが、直前の降雪でゲレンデにはしっかりと雪が積もりました。3日間とも積雪量が十分で晴れており、最高のコンディションに生徒たちも大喜び。スキー教室では、技能に応じて初心者から経験者を8班に分けて実施し、インストラクターとドイツ語や英語でコミュニケーションをとりながら、見よう見まねで必死について行きました。どの班も日に日に上達し、最終日には、全班がリフトで山頂に行けるほどでした。3日間でかなりの時間滑り、体は疲れているはずなのに、もっと滑りたいと話していたことが印象的です。このスキー教室で成長したことは、スキーの技術だけではありませんでした。集団生活や集団行動の中で、それぞれが自分の役割を判断し、行動する姿がいくつも見られました。3日間を通して、集団としても大きく成長できたスキー教室となりました。
父母会活動を終えて
父母会会長 近藤 裕子
今年度は開かれた父母会を目指して、これまでの活動に加え新しい試みに取り組んでまいりました。1学期には、学級委員さんと先生方との交流を目的とした茶話会を開催し、子どもたちの教育環境充実のために活発な意見交換を行いました。2学期には校長先生による落語の会を企画し、たくさんの保護者の方にお越しいただきました。校長先生のしっかりとした教育理念とユーモア溢れるお人柄を感じていただき、学校と保護者の皆さまとの架け橋となる事ができたと感じています。そのほか、授業後の活動として図書開放や校庭開放、登校時の見守りを目的とした交通安全活動、図書室の本のカバーリングや補修作業など、保護者の皆様と先生方に支えられながら一年間様々な活動を行うことができました。これらの父母会活動は保護者の皆様のご協力無くしては維持できません。心より感謝申し上げますと共に、来年度も引き続きご支援ご協力をよろしくお願いいたします。