日本商工会議所だより

7月16日(金)『東京都の地域間経済交流事業での講演』ご報告

本年5月末、東京都とNRW州の間で、双方の中小企業が相互の市場に進出し、業務提携・共同研究によるイノベーションの促進や直接投資による雇用の創出を行うことを目的とした覚書が締結されました。その交流事業の一環として東京都は、都内中小企業向けに「ドイツ・NRW州の魅力とコロナ禍におけるヨーロッパ市場参入の秘訣」と題するオンラインセミナーを7月15日・16日の2日間に亘り開催。ドイツ・NRW州で事業展開をするうえで重要となる当地の支援機関の一つとして当会議所から2日目の最後に森事務総長が登壇し、当会議所の活動内容の紹介とともに、都内中小企業がNWR州に進出を検討する際に、会議所としてサポートできる事柄を紹介させて頂きました。

 

『デュッセルドルフ日本商工会議所(JIHK) のスタッフ・業務内容紹介』

皆様はデュッセルドルフ日本商工会議所がどのような業務を行っているのか、ご存知でしょうか。普段の業務とそれに関わるスタッフをご紹介させて頂きます。

森事務総長:

S3 Herr Mori
当会議所は会頭と5名の副会頭により代表されており、私はその指示・監督のもと、当会議所の業務運営全般に責任を負っております。「全ての活動は会員企業のため」をモットーに、会員企業のニーズ、関心をいち早くキャッチし、業務運営に反映できるよう心掛けております。昨年来のコロナ禍で賀詞交歓会や工場見学などでの、会員の皆様との交流ができずとても残念ですが、近いうちにまたお目にかかれる日が来ることを楽しみにしております。週末は家で過ごす時間が増えたことから、近くの森林の中をジョギングしたり、油絵を描いたりしています。

ユーディット・リー:
事務総長アシスタントとして勤務、所内唯一のドイツ人として連邦政府・州・市の各関係機関や企業を担当します。経費支払い、一般管理事務及び独日・日独翻訳の仕事に加え、賀詞交歓会、工場見学、今年末まで運行しているラインバーン車両内での展示会等のプロジェクト企画から事務所総務まで幅広く担当します。また皆様にとって身近なところでは、会員企業の皆様がコロナ禍でもオンラインでセミナーにご参加頂けるよう、Zoomオンラインセミナーの設定を自力で行いました。プライベートでは、インテリアデザイン、写真撮影、自然の中で過ごすことが好きです。

クルト 幸子:
主に、会報の編集・作成、入退会や会員データの変更を扱う会員管理、会員名簿作成、理事会・総会、また講演会等の開催準備といった業務を昨年秋以降担当しています。また、コロナ禍中に発行(2020年9月)となったビジネスガイド改訂版の編集を担当しました。ここ一年残念ながら会員企業皆様にお会いする機会がありませんでしたが、当所従来の行事が再開され、安心して皆様にご参加頂け、ご挨拶できるようになることを心待ちにしています。

石橋 眞紀:
昨年12月より当会議所に勤務しております。現在はコロナ禍の影響もあり、主にセミナーの運営、各企業の皆様から頂く質問の回答、日本クラブが発行する日本人会報の商工会議所だより(今まさに読まれていますね!)の文章、会議室の手配、求職者・求人情報を担当しております。ここでの仕事は幅広く様々な分野で知識を得ることができるため、日々充実して過ごしております。今後ともよろしくお願い致します。