アイフェル地方宿泊学習
小学部5年担任 大村 晴仁
2学期がスタートし、宿泊学習に向けて実行委員会をたて、スローガン「全力で 友情深め 団結だ」を決めました。自分たちの思いを込めたこのスローガンを達成できるように日々取り組んできました。
1日目は、ゲロルシュタインでのハイキングや鷹ショー見学を行い、ドイツ・アイフェルの自然の豊かさを感じることができました。2日目は、モンシャウの街をグループで散策したり、お土産を買ったりして楽しむことができました。2日間とも晴天に恵まれ素晴らしい時間を過ごすことができたことに感謝しています。
昨年度はコロナ禍の影響で校外学習や遠足に行くことができませんでした。その中でも前向きに取り組んできた5年生学年全員で宿泊学習に取り組めたことが、子供たちの絆を深めてくれました。また、一生に一度の経験として思い出に残ることができました。
姉妹校40周年
国際交流推進委員長 アルフ・シマノフスキー
デュッセルドルフ日本人学校が創立されて10年後、ツェツィーリエン・ギムナジウムとの姉妹校提携が結ばれました。従って、2021年は本校創立50周年だけではなく、姉妹校提携40周年の年でもあります。夏季休業明けから年度末に亘って、様々なイベントを計画しましたが、コロナ禍により実現が困難になりました。しかし、両校の音楽科の教員が知恵を絞り、9月24日に接触を伴わない「Cup Song」を演奏しました(写真参照)。難しい状況にもかかわらず、両校の小6児童が楽しい一時を過ごしました。語学(ドイツ語・日本語)の合同授業の予定もありましたが、現時点の感染状況のため、オンライン交流に切り替えました。初めての試みですので、参加児童がワクワクする一方で、一生懸命準備作業に精を出しているところです。40年間の長い友好関係を祝うため、11月26日にツェツィーリエン・ギムナジウムで「姉妹校提携40周年記念式典」をNRW州防疫州令に則って挙行することになっています。そして、式典当日から両校による図工美術合同展示会も開催されます。感染状況が一日も早く改善することを願うばかりです。
創立50周年
創立50周年行事企画委員長 竹井 竜児
本校は今年で創立51年目を迎えました。それを記念し10月29日に記念式典と祝賀会を開催しました。
午前には、児童生徒が企画運営した記念式典を行いました。新型コロナ感染拡大を防ぐため体育館での全校集会はできませんでしたが、各教室をオンラインで繋ぎ行いました。子どもたちは本校の50年のあゆみを振り返ることで、自分たちの学校の偉大さや、これまでに携わってきてくださった方々への感謝の気持ちを感じていました。また、これからは自分たちが歴史を創っていくのだという意識を高めました。
午後には、これまで本校に携わってきてくださった方を招待しての祝賀会を開催しました。多くの方に出席していただき、またたくさんの心温まる祝辞をいただきました。ありがとうございました。
中学部弁論大会
中学部2年担任 村山 未来
11月2日(火)に、中学部弁論大会が行われました。昨年度は実施できなかったこの弁論大会。今年度はオンラインツールを活用しながら、従来通りの形で実施することができました。
生徒は夏休みにテーマに合った作文を書き上げ、それを学級内で発表し、その中から「論旨」「表現」ともに優秀な生徒を代表として3人選出しました。また、英語やドイツ語での弁論希望者も募り、3学年合わせて21名の生徒が代表として出場しました。
発表者はみな、「視線」「声の大きさ」「抑揚」「表情」などを工夫しながら自分の考えを堂々と発表し、これまでの練習の成果を十分に出し切ることができていました。また、中には大人も考えさせられるような内容の弁論もあり、学びも多かったように思います。自信をもって自分の思いを伝えることのすばらしさ、大切さを感じられる素敵な行事となりました。