ご 挨 拶

州都デュッセルドルフ市長

Dr.  シュテファン・ケラー

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尊敬する読者の皆様、
親愛なる日本の皆様、

私がデュッセルドルフ市長に就任した直後に、この様な形で皆様にご挨拶出来ます事、非常に嬉しく思います。これは、当地の日本人社会が如何に州都と結ばれているか、私達の関係が如何に信頼に満たされているかを強調する機会です。この様な機会を与えて下さり、デュッセルドルフ日本クラブに心から感謝申し上げます。

皆様の日常でも同様ですが、州都デュッセルドルフ市長としての私の最初の日々は、新型コロナウイルス (Covid-19)感染問題で持ち切りです。現状、私達は多くの試練に直面しております。きっと皆様の多くは、計画していた年末の日本への帰国を断念しなければなりません。それ故、御家族の方々と祝日を過ごす事が出来ません。また、デュッセルドルフの日本企業の従業員の皆様やその家族の入国も、感染拡大で制限されています。この様に厳しい時期だからこそ、独日ネットワークの重要性、特に市行政とデュッセルドルフにおける日本機関の良い協力関係が際立ちます。そして、この日本機関は、例えば最新の情報を日本語で提供し、日本人社会の重要な拠り所です。

本当に残念な事に、州都の年間行事の重要なハイライトである日本デーも、今年は中止しなければなりませんでした。日本デーが、現状に相応しい範囲で開催出来るよう、日本人社会とノルトライン・ヴェストファーレン州と共に、来年の催しの新しいコンセプトを作成中です。ドコミ2020と、日本企業が提唱した10月の日本週間は、日本文化がデュッセルドルフに定着している事実、そして良き衛生コンセプトがあれば、コロナの時代でも催しが可能である事をすでに明らかにしました。ですから私は、来年、日独の友好を相応しく祝う為に、多様なプログラムが期待できると楽観的に見ています。

何故なら、来年2021年は、日独関係において特別な年です。1861年1月24日、日本の幕府とプロイセンの使節は、江戸にて修好通商条約と航海条約を締結しました。その条約は、いわゆる不平等条約でした。しかしそれは、数十年来より存在する対等な関係に発展して行きました。デュッセルドルフ市内に住む8.000人以上の日本の皆様、及び400を超える日本企業のお蔭で、デュッセルドルフは、この友好を肌身で感じられる場所です。ですから、独日交流160周年を皆様と共に祝う事を、非常に楽しみにしております。

日本機関や日本企業とデュッセルドルフ市の友好関係を将来も育て、デュセルドルフ日本人社会の皆様の関心事に尽力する事は、私にとり重要な事です。その為に、私自身、市行政、そして市の経済振興会の日本デスクは、喜んで皆様のお手伝いをします。 

さらに、このコロナウイルス感染(Covid-19)の推移で、個人的な出会いとコンタクトが、間もなく確実に再開となる事を祈っております。そして皆様の多くと知り合いになれる事を、楽しみにしております。

それまで、皆様と皆様の御家族の御多幸、特に健康、この異常な一年の良き年末と素晴らしい祝日をお祈り申し上げます。

独文和訳 / 広報部長 稲留康夫

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